オゾンの特徴
オゾンの原子構造と特徴
オゾン(O3)は、酸素分子にもう一個余分の酸素原子が付いた不安定な構造をしており、無色で独特な臭気があります。自然に分解して酸素に戻る特性(O3_O2+O)があり、この時に放出される酸素原子は非常に強い酸化力を持っています。
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自然に酸素に戻り残留性がない
オゾン分子(O3)は、時間とともに酸素(O2)に戻る性質があり、残留物を出しません。
薬品と異なり、大気の汚染や使用後の処理の必要がなく、環境に影響を与えず、二次公害の心配も一切ありません。 |
オゾンは殺菌・脱臭・漂白・浄化に効果を発揮
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殺菌のメカニズム
オゾンから放出された酸素原子は、周囲のあらゆる物質と酸化反応を起こします。
有害な細菌があれば、その細胞膜を酸化することで、細胞そのものを死滅させることができるのです。
その酸化力は、塩素の約1.52倍と言われています。 |
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脱臭のメカニズム
悪臭物質の成分の多くは、酸素原子と非常に反応が速いので、オゾンによる脱臭はとても効果的です。
アンモニアの分解でも分かるように、酸化反応後は悪臭、公害に繋がる有害な物質を出しません。
オゾンは、強力な殺菌・脱臭力を持ちながら、安全な物質なのです。 |
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