水産分野(オゾン殺菌・浄化システム)
水産加工に欠かすことのできない海水・淡水の殺菌・浄化システムです。
海水・淡水にオゾンガスを溶け込ませることで、食中毒の原因となる最近(腸炎ビブリオ菌・サルモネラ菌)やウイルスを殺菌し、安全な海水にします。
水産分野(オゾン殺菌・浄化システム)の効果
■ 養殖水槽内の海水を殺菌浄化する循環システムができます。
■ 魚介類の表面に付いた細菌、ウイルスが殺菌できます。
■ 魚のヌメリや生臭さを除去できます。
■ 無菌海水での洗浄は、魚介類の長時間の鮮度保持に効果があります。
活魚水槽の殺菌浄化システムの例
上図は養殖施設における「オゾン殺菌浄化システム」の例です。
フィルターを通して、固形物を除去した汚れた海水を「エジェクタ」でオゾンガスと混合します。オゾンと接触することで汚れの主成分であるアンモニアが分解され、綺麗な海水になります。
この段階では海水中にオゾンが残っているため、活性炭タンクを通して廃オゾン処理を行います。
オゾン処理後の綺麗な海水は水槽へと戻されます。この循環システムが陸上の養殖場に納入されています。
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